📘 第12講:流年(年運)の読み方
— その年のテーマ・出来事・注意点を読む技法
第11講で学んだ「大運」は10年単位でしたが、
今回の 流年(年運) は「1年ごとの運勢」を読むものです。
四柱推命では、
命式(先天運) > 大運(10年) > 流年(1年)
の順で影響が強い。
流年は「大運の作用をどう引き出すか」を決定するスイッチのような存在です。
毎年の運勢は大運の吉凶の範囲できまる。
引き寄せの法則は、これを観測して行います。あるものは引き寄せられるが、ないものはない過大な期待を招く引き寄せセミナーにご注意ください。
① 流年とは?
毎年、立春(2月4日前後)から始まる
その年の五行(十干と十二支)のこと。
例:
2024年=甲辰年
2025年=乙巳年
2026年=丙午年
2027年=丁未年
流年は
天干(十干)
地支(十二支)
の両方が命式に影響する「運の気候」
と言えます。
② 流年の読み方(基本の4ステップ)
流年を読むには次の4つを押さえます。
【STEP1】流年の五行が「用神・喜神か忌神か」
もっとも重要な判断です。
● 流年が用神・喜神なら
-
物事が順調に進む
-
大運の良い面が一気に開く
-
新しいチャンス到来
-
健康も安定
● 流年が忌神なら
-
調整の年
-
健康・人間関係の注意
-
想定外の変化
-
時には「止まる」勇気が必要
【STEP2】天干の作用を見る(外的・社会的運)
天干は表面に出る運勢。
-
評価
-
仕事
-
名誉
-
行動
-
外からの影響
例:
流年が「丙」→ 活動的・表舞台・評価の年
流年が「壬」→ 流動・移動・変化・大きな波
【STEP3】地支の作用を見る(内面・出来事・体調)
地支は根っこ。
人生の実際の出来事に関わります。
-
家庭
-
体調
-
移動
-
変化
-
人間関係
-
財産
例:
流年の地支「午」→ 火が強まり、評価と変化
流年の地支「卯」→ 木が動き、仕事や人間関係の変化
流年の地支「辰」→ 増幅・トラブル(辰巳天羅地網)も注意
【STEP4】命式の干支とどう絡むか?(合・冲・刑・害・破)
プロ鑑定の核心技法。
✔ 干合
→ 新しい縁・契約・転職・結婚
(ただし合去すると変化で揺れる)
✔ 冲
→ 大きな変化(転職・引っ越し・離別)
→ 子午冲、卯酉冲など強力
✔ 刑
→ ストレス・感情不安
✔ 害
→ 隠れたトラブル・心労
✔ 破
→ 計画の破綻・方向転換
これが流年の読みの要。
ニコラ・テスラの科学理論における振動を命理に置き換えました。
③ 流年 × 大運 の読み方(最重要ポイント)
流年を見るときは、必ず
「大運 × 流年の組み合わせ」
で読むのがプロの方法。
【例】
大運:良い(用神)
流年:良い(用神)
→ 大開運年。仕事も家庭も順調。積極的に動く。良い周波数
大運:良い周波数
流年:悪い、ノイズ
→ 大運の良さが発揮されない。慎重に。
大運:悪い、ノイズ
流年:良い周波数
→ 一時的に浮上できる。できる範囲で挑戦。
大運:悪い ノイズ
流年:悪い ノイズ
→ 身を守る年。大変化は避ける。必ず引き寄せの法則を実践すること。
④ 流年の五行が象徴するテーマ
| 流年星 | 主な意味 |
|---|---|
| 比肩 | 独立・競争・自立 |
| 劫財 | 争い・破財・別離・移動 |
| 食神 | 伸び伸び・創作・妊娠 |
| 傷官 | 評価・表現・トラブル |
| 偏財 | 縁・商売・チャンス |
| 正財 | 結婚・収入・管理 |
| 偏官 | 変化・挑戦・プレッシャー |
| 正官 | 安定・出世・信頼 |
| 偏印 | 放浪・アイデア・感情 |
| 印綬 | 学び・癒し・資格 |
| ※人によって吉凶は「身強身弱」で変化します。 |
⑤ 流年の象徴的イベント(五行別)
木の年(甲・乙 / 寅・卯)
-
新しいスタート
-
人間関係の変化
-
転職・異動
-
引っ越しの縁
火の年(丙・丁 / 巳・午)
-
評価・人気・忙しさ
-
大きな決断
-
恋愛の高まり
土の年(戊・己 / 辰・戌・丑・未)
-
状況の固着・調整の年
-
財産や不動産の問題
金の年(庚・辛 / 申・酉)
-
決断・改革・勝負の年
-
新しい仕事
-
病気・ケガに注意
水の年(壬・癸 / 子・亥)
-
流動・変化・移動
-
思考が深まる
-
健康面は冷え・水毒系に注意
⑥ 流年の注意点(プロ鑑定の視点)
-
変化運(冲)が強い年に無理すると破綻する。振動の調整をする。
-
流年の吉凶を過信しない
-
大運の作用が基盤にある
-
流年の天干は「その年の表向き」
-
地支は「運の土台」として効く
⑦ 第12講まとめ
✔ 流年はその年のテーマを決める
✔ 用神か忌神でその年の吉凶が決まる
✔ 天干=表の運/地支=現象面
✔ 合・冲・刑・破・害は必ずチェック
✔ 大運との組み合わせで読むことが最重要
流年を読むことで
「今年何をすべきか」「何を控えるべきか」
がクリアに見えてきます。
📘 第13講のテーマ
格局(正官格・偏官格・食神格など)の実戦
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