2025年11月18日火曜日

四柱推命通信講座 □ 第12講:「流年(年運)の読み方)」

 



📘 第12講:流年(年運)の読み方

— その年のテーマ・出来事・注意点を読む技法

第11講で学んだ「大運」は10年単位でしたが、
今回の 流年(年運) は「1年ごとの運勢」を読むものです。

四柱推命では、
命式(先天運) > 大運(10年) > 流年(1年)
の順で影響が強い。



流年は「大運の作用をどう引き出すか」を決定するスイッチのような存在です。

毎年の運勢は大運の吉凶の範囲できまる。

引き寄せの法則は、これを観測して行います。あるものは引き寄せられるが、ないものはない過大な期待を招く引き寄せセミナーにご注意ください。


① 流年とは?

毎年、立春(2月4日前後)から始まる
その年の五行(十干と十二支)のこと。

例:
2024年=甲辰年
2025年=乙巳年
2026年=丙午年
2027年=丁未年

流年は
天干(十干)
地支(十二支)
の両方が命式に影響する「運の気候」

と言えます。


② 流年の読み方(基本の4ステップ)

流年を読むには次の4つを押さえます。


【STEP1】流年の五行が「用神・喜神か忌神か」

もっとも重要な判断です。

● 流年が用神・喜神なら

  • 物事が順調に進む

  • 大運の良い面が一気に開く

  • 新しいチャンス到来

  • 健康も安定

● 流年が忌神なら

  • 調整の年

  • 健康・人間関係の注意

  • 想定外の変化

  • 時には「止まる」勇気が必要


【STEP2】天干の作用を見る(外的・社会的運)

天干は表面に出る運勢。

  • 評価

  • 仕事

  • 名誉

  • 行動

  • 外からの影響

例:
流年が「丙」→ 活動的・表舞台・評価の年
流年が「壬」→ 流動・移動・変化・大きな波


【STEP3】地支の作用を見る(内面・出来事・体調)

地支は根っこ。
人生の実際の出来事に関わります。

  • 家庭

  • 体調

  • 移動

  • 変化

  • 人間関係

  • 財産

例:
流年の地支「午」→ 火が強まり、評価と変化
流年の地支「卯」→ 木が動き、仕事や人間関係の変化
流年の地支「辰」→ 増幅・トラブル(辰巳天羅地網)も注意


【STEP4】命式の干支とどう絡むか?(合・冲・刑・害・破)

プロ鑑定の核心技法。

✔ 干合

→ 新しい縁・契約・転職・結婚
(ただし合去すると変化で揺れる)

✔ 冲

→ 大きな変化(転職・引っ越し・離別)
→ 子午冲、卯酉冲など強力

✔ 刑

→ ストレス・感情不安

✔ 害

→ 隠れたトラブル・心労

✔ 破

→ 計画の破綻・方向転換

これが流年の読みの要。

ニコラ・テスラの科学理論における振動を命理に置き換えました。


③ 流年 × 大運 の読み方(最重要ポイント)

流年を見るときは、必ず
「大運 × 流年の組み合わせ」
で読むのがプロの方法。

【例】

大運:良い(用神)
流年:良い(用神)
→ 大開運年。仕事も家庭も順調。積極的に動く。良い周波数

大運:良い周波数
流年:悪い、ノイズ
→ 大運の良さが発揮されない。慎重に。

大運:悪い、ノイズ
流年:良い周波数
→ 一時的に浮上できる。できる範囲で挑戦。

大運:悪い ノイズ
流年:悪い ノイズ
→ 身を守る年。大変化は避ける。必ず引き寄せの法則を実践すること。




④ 流年の五行が象徴するテーマ

流年星 主な意味
比肩 独立・競争・自立
劫財 争い・破財・別離・移動
食神 伸び伸び・創作・妊娠
傷官 評価・表現・トラブル
偏財 縁・商売・チャンス
正財 結婚・収入・管理
偏官 変化・挑戦・プレッシャー
正官 安定・出世・信頼
偏印 放浪・アイデア・感情
印綬 学び・癒し・資格
※人によって吉凶は「身強身弱」で変化します。

⑤ 流年の象徴的イベント(五行別)

木の年(甲・乙 / 寅・卯)

  • 新しいスタート

  • 人間関係の変化

  • 転職・異動

  • 引っ越しの縁

火の年(丙・丁 / 巳・午)

  • 評価・人気・忙しさ

  • 大きな決断

  • 恋愛の高まり

土の年(戊・己 / 辰・戌・丑・未)

  • 状況の固着・調整の年

  • 財産や不動産の問題

金の年(庚・辛 / 申・酉)

  • 決断・改革・勝負の年

  • 新しい仕事

  • 病気・ケガに注意

水の年(壬・癸 / 子・亥)

  • 流動・変化・移動

  • 思考が深まる

  • 健康面は冷え・水毒系に注意


⑥ 流年の注意点(プロ鑑定の視点)

  1. 変化運(冲)が強い年に無理すると破綻する。振動の調整をする。

  2. 流年の吉凶を過信しない

  3. 大運の作用が基盤にある

  4. 流年の天干は「その年の表向き」

  5. 地支は「運の土台」として効く


⑦ 第12講まとめ

✔ 流年はその年のテーマを決める
✔ 用神か忌神でその年の吉凶が決まる
✔ 天干=表の運/地支=現象面
✔ 合・冲・刑・破・害は必ずチェック
✔ 大運との組み合わせで読むことが最重要

流年を読むことで
「今年何をすべきか」「何を控えるべきか」
がクリアに見えてきます。


📘 第13講のテーマ

 格局(正官格・偏官格・食神格など)の実戦

オススメ参考図書「サードアイ」





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