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丙午年に強く出る命式・弱く出る命式
― 火の帝旺年が「味方」になる人・「試練」になる人 ―
丙午年は、
丙=陽火、午=火の帝旺という、
四柱推命における「火勢の極点」です。
したがって吉凶は、
火を“必要とする命式”か
火が“すでに過剰な命式”か
で、はっきり二極化します。
第一章|基本原則(最重要)
■ 丙午年の作用ルール
丙午年では、
火を用神とする命式 → 強く吉
火を忌神とする命式 → 強く凶
という、極めて単純かつ強烈な作用が起こります。
中庸はほぼありません。
第二章|丙午年に「強く出る(吉になりやすい)」命式
① 日主が金・水で、火が用神の命式
▼ 代表例
日主:庚・辛(金)
日主:壬・癸(水)
で、
冬生まれ
水多・金多
寒湿が強い
命式。
▼ 丙午年の作用
火が寒を暖める
金が鍛えられる
水が循環し始める
👉 地位向上・名誉・可視化が起きやすい。
② 従財格・従官格で火に従う命式
日主が極弱
火・土が圧倒的に強い
格局が成立している
場合、
丙午年は
従うべき力が最大化する年
となり、
社会的成功
組織内昇進
ブランド確立
が起こりやすい。
※破格していないことが絶対条件。従しなくなるということで凶格と直ちに捉えない。貴殿には八字化解があり風水で凶事象を避けられる。
③ 火が「調候用神」の命式
冬生まれ
水旺だが、火が少ない
命式が冷え切っている
タイプ。
丙午年は、
人生が“動き出す年”
になりやすい。
第三章|丙午年に「凶が出やすい」命式
① 火旺・木火多の命式(最注意)
▼ 典型例
日主:丙・丁
午・巳・寅が多い
春〜夏生まれ
丙午年は、
火が自分自身を焼く年
になります。
健康問題
人間関係破綻
突発的トラブル
が出やすい。
② 火が忌神の身旺命式
日主が身旺
火が来るとバランスが崩れる
命式では、
評価が急落
感情トラブル
名誉損失
など、「見える形の凶」が出やすい。
③ 官殺が火になる命式(女性は特に注意)
日主:金
官殺:火
この場合、
対人圧力
支配関係
パワーバランスの崩壊
が起こりやすい。
👉 結婚・上司・権威との摩擦に注意。
第四章|丙午年で「一見良さそうだが危険」な命式
■ 木旺で火を生じすぎる命式
甲・乙日主
寅卯が多い
この場合、
最初は勢いが出るが、後半で反動
になりやすい。
過労
判断ミス
人間関係の炎上
に注意。
第五章|2026年・丙午に向けた鑑定実務ポイント
■ 見るべき順序
火は用神か忌神か
調候用神の有無
格局が破格しないか?八字化解はどのように実施するのか?
健康・感情耐性
■ 実務的アドバイス
丙午年は、
「動く人」ほど、命式の影響が出やすい
年です。
静を選べる人は、
凶を回避できます。
秘伝 鉄鍋、土鍋のような火を活用できる五行「土」「火」を考える。これは有料鑑定になります。「お金がかかるなら知らなくて良い」は、もはや生きた屍で活動してもゾンビです。
第六章|玄空飛星(第九運)との重ね読み
第九運は火の運。
したがって2026年は、
火が忌神の人にとっては“二重試練”
になります。
逆に、
火を活かせる命式
火を使命として使える人
は、
人生の主役に出やすい年です。
結論|丙午年は「命式の真価を暴く年」
丙午年は優しくありません。
火を必要とする人には、強烈な追い風
火が過剰な人には、明確な警告
が出ます。
だからこそ丙午年は、
鑑定の精度が最も問われる年
とも言えるのです。そのへんの占い館の占い師ではだめ!電話占い師とか顔の見えないところサポートがないとも言える1回ぽっきりになりやすいのは不可である。丙午年は1回あたり3時間は鑑定室にいるべきだ。
✍️ 専門的総括
丙午は凶ではない。
命式の未熟な部分を燃やし尽くす年。
火を恐れず、
火を「照らす側」に使えるか。
それが、2026年を分ける最大の鍵です。
次は
命式タイプ別・2026年の具体的行動指針
丙午年に出やすい健康象・事故象の整理
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